2007年10月22日

せっけんのこと その②

『せっけんのこと その①』 を書いて 続けて更新していこうという気(^^;)はあったのですが・・・ 遅くなりましたが続編です


今日は  『ご使用について』 です


手作りせっけんはせっけんとして使えるようになるまでに およそ1ヶ月かかります
水と油と苛性ソーダを混ぜ合わせ じんわりと化学反応をおこして 1ヵ月後にやっと『せっけん』として使用できるようになります


できあがったせっけんは そのまま置くことによって じっくりとどんどん『熟成』されていきます
置けばおくほどせっけんの中に含まれる『水分』が飛んで いい感じに締まります。泡立ちもいっそうよく、きめの細かい泡になり、溶けくずれもしにくくなってきます

石けんの持つ特性などはオイルなどの材料によって決まるので 変わりはないのですが、
使い心地”、”石けんの持ち” は置けば置くほどいい感じになっていきます

ただ、せっけんは生き物・・・
温度の高い所や湿気の多い所 に置けば 保湿成分である『グリセリン』が空気中の水分を引き寄せベタベタと溶け出します  (お風呂場での放置や夏の暑いところでの保管は このようなことになります)

色のある石鹸をそのまま放置すると 水分と一緒に蒸発してしまい、色が薄くなったり色が抜けていってしまいます



でも、このようなことになっても見た目が変化するだけで 石けん自体は問題なくご使用できます




もしも すぐに石鹸をお使いにならないときは 湿気の多い場所での保管を避けて、できるなら 木箱や缶の中に乾燥剤(海苔についている乾燥剤を干して再利用)と一緒に保管していただければ 熟成させつつ、色のものはきれいな色のまま でご使用いただけると思います

せっけんのこと その②
せっけんのこと その②せっけんのこと その②

長く熟成されればされるほど 使い心地がよいせっけんにはなるのですが
保管が悪いと色が茶色く変色してしまったり、変な匂いがしたりします  そうなってしまったら手洗い用やお掃除用に回していただくことをおすすめします・・・
おおよそ 一年を目安で使い切っていただくのがベストだと思います




ごちゃごちゃ書いてしまいましたが
どのようにお使いいただいても 問題は無いと思いますが


一つの石鹸を よりいい状態でながーくお使いいただければ・・・と思い ご紹介されていただきました

 






 


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この記事へのコメント
知らないことだらけですね。せっけんって熟成させてるんですかぁ。
作ったらすぐ使えるわけじゃないんですね。知らなかった~。
今朝フジテレビの10時からの「はぴふる」とかいう番組の中で見た目がスイーツ?の石鹸を作ってる方が出てました。石鹸をつくる教室もされているそうです。kimiさんもせっけん教室とか開く日が来るのでは…。そしたら絶対行きたいな。とりあえず今週末のコトコト楽しみです~。
Posted by miho at 2007年10月22日 21:39
mihoさま

せっけんのこと 難しいことはないのですが、せっかくご購入いただいて 『あれ??』っていうことになると残念なので upしてみました。 
見た目がスィーツのせっけん おいしそうですよね・・・本でもいろいろな方が出版されています

mihoさん コトコトでお会いできると嬉しいです♪絶対絶対お声かけてくださいね~ お待ちしてま~す!!
Posted by kimi**kimi** at 2007年10月23日 09:08
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    コメント(2)